ーいよいよ高校生活が始まるー
空は桜の花びらで染められ、
春の匂いがふわっと広がる中
凪風(なぎかぜ)高校で入学式が行われた。
私『卯月 栞(うづき しおり)』も
この高校の入学者の一人である。
「おーい!しおり!」
と、『暁 萌花(あかつき もえか)』ちゃん
が私を呼んだ。私は
「あー!もえかちゃん!!!!!!」と
手を振りながら萌花ちゃんの元へ行く。
「、、、あんたさ」
萌花ちゃんは呆れ顔をしながら
ため息をつく。
「ん?」私は首を傾げた。
「そのクッキーさ、、、多くね?
どれくらい作ってきたの?」
萌花ちゃんは私の手作り
クッキーを指さす。
「えっと、、、タッパー10個分くらい、、、?」
すると萌花ちゃんはゲッ、、、といい、
「あんた、、、クラスに
そんなに人いないだろ?
こんな大量のクッキーどうすんだよ、、、
しっかもタッパーめっちゃ
パンパンじゃん、、、」
「あっ!!!!!!どうしよう、、、萌花ちゃん
タッパー2個分ぐらいいる??」
「そんなに食べねぇよ、、、汗」
そんな他愛のない話(?)をしながら
式場の入り口で待機した。
入場が終わってみんなが着席した時、
ふと、違和感を感じた。
見てみると銀髪にオールバック、
緑の綺麗な瞳、、、
「はぁ、、、あんたわかりやすいよね、、、」
「えっ」私はキョトンとして言った。
「こら、声小さくしろ、小さく。
あの銀髪野郎だろ?あいつの親父さんが
生粋のジャパニーズオタクで日本に
移住したって話らしい。」
「そうなんだ、、、」今度は小さい声で
言った
すると、ふと私のいる後ろの席を
振り返ってじいっと見つめられた。
なんだか綺麗だけど怖い気もするなぁ、、、
やがて銀髪の男子生徒は前を向き、
再び先生の長い話を聞き始めた。
怖いけどまた会えるかなぁと
思っているうちに入学式は
終わったのだった。
空は桜の花びらで染められ、
春の匂いがふわっと広がる中
凪風(なぎかぜ)高校で入学式が行われた。
私『卯月 栞(うづき しおり)』も
この高校の入学者の一人である。
「おーい!しおり!」
と、『暁 萌花(あかつき もえか)』ちゃん
が私を呼んだ。私は
「あー!もえかちゃん!!!!!!」と
手を振りながら萌花ちゃんの元へ行く。
「、、、あんたさ」
萌花ちゃんは呆れ顔をしながら
ため息をつく。
「ん?」私は首を傾げた。
「そのクッキーさ、、、多くね?
どれくらい作ってきたの?」
萌花ちゃんは私の手作り
クッキーを指さす。
「えっと、、、タッパー10個分くらい、、、?」
すると萌花ちゃんはゲッ、、、といい、
「あんた、、、クラスに
そんなに人いないだろ?
こんな大量のクッキーどうすんだよ、、、
しっかもタッパーめっちゃ
パンパンじゃん、、、」
「あっ!!!!!!どうしよう、、、萌花ちゃん
タッパー2個分ぐらいいる??」
「そんなに食べねぇよ、、、汗」
そんな他愛のない話(?)をしながら
式場の入り口で待機した。
入場が終わってみんなが着席した時、
ふと、違和感を感じた。
見てみると銀髪にオールバック、
緑の綺麗な瞳、、、
「はぁ、、、あんたわかりやすいよね、、、」
「えっ」私はキョトンとして言った。
「こら、声小さくしろ、小さく。
あの銀髪野郎だろ?あいつの親父さんが
生粋のジャパニーズオタクで日本に
移住したって話らしい。」
「そうなんだ、、、」今度は小さい声で
言った
すると、ふと私のいる後ろの席を
振り返ってじいっと見つめられた。
なんだか綺麗だけど怖い気もするなぁ、、、
やがて銀髪の男子生徒は前を向き、
再び先生の長い話を聞き始めた。
怖いけどまた会えるかなぁと
思っているうちに入学式は
終わったのだった。
