time~元暴走族豊×キャバ嬢カナ~

あたしは服を一枚二枚と床に脱ぎ捨てた。


そして、ベッドに体を沈める。


浅葱は躊躇してるのか、その場に立ち竦んでいる。



あたしの予想とは反し、この男は理性で欲求を我慢できるの?


服まで脱いでいるのに、断られるのか……と恥ずかしさが湧き上がってきたあたしの頭を浅葱は優しく撫でてくれた。



「さっきの言葉は本当?」


浅葱はゆっくりとベッドに腰を降ろす。


さっきの言葉……?


どの言葉の事を言っているのかわからないけど、“うん”と言うしかない。


このまま、放置なんてされたら、あたしは二度と浅葱には会えないだろう…――


コクリと頷くあたしをギュッと抱きしめた浅葱は「そこまで言ってくれるなんて嬉しい。ゆめかちゃんをやっと手に入れられる」と言い、突然立ち上がりクローゼットを開いた。