「はぁ~息が詰まりそうだ。」 何かにつけて不機嫌な豊と長時間一緒にいるのは、正直疲れる。 今までは、自分のことだけを考えマイペースに生きてきたのだから当たり前か…… 誰かの温もりに温められ分、窮屈さは仕方のないこと。 一人の夜を越えなくていいのだから、多少の我慢は必要。 そう自分に言い聞かせるあたしはまた大切なことを見落とそうとしていた。