time~元暴走族豊×キャバ嬢カナ~

今すぐにでもこの場を後にしたいのに、あたしの足は動かなかった。


あたしの体は力が抜けたようにその場に崩れ落ちる。



あたしの心のように……



すすり泣く明美の声だけが耳に付く中、ただ秀の背中をじっと見つめていた。



あの頃より広くなった秀の背中をただジッと……