なんでだよ…――
どうしようもない苛立ちが俺の体を支配する。
キラキラとネオンが光り輝くこの場所のどこかにお前はまだいるんだよな?
あの頃とはすっかり変わってしまった道を眺めていると、今でもお前が隣で笑ってくれているようで……
俺は無意識に首を左下に傾けてしまう。
でも、もうそこにお前の姿はない。
俺の視界に入るのは、通り過ぎてゆくスーツを着たサラリーマンばかり。
ヨレヨレになったスーツを身に纏い、心のよりどころを探しながら、このネオンに惑わされているのだろう。
俺もいつかはあんな姿になっているのだろうか?


