見渡す限り地平線の、広大な砂漠の惑星。

そこがシリウスとメミガの試合の場だった。

「女が相手かぁ…何かやりづれぇんだよなあ」

頭を掻くシリウス。

「あら…優しいんですね。お手柔らかにお願いしますね」

口元に手を寄せ、メミガは微笑む。

「ま…怪我させねぇようにするわ」

シリウスは腰を落として構えた。

対峙する両者。

「では…」

メミガはフワリと浮遊し。

「私から行きますね…!」

爆発的なオーラを放出した!