呼ばれたのはユピテル、そしてメタリックシルバーの装甲、緑色の複眼、触角をもつロボットのような戦士。

影月というらしい。

第42銀河系出身の戦士。

影月自身が寡黙な為、詳しいプロフィールは分からない。

「別に構わん。素性など知らんでも戦える。逆に言えば、戦ってみれば素性は分かる」

影月に視線を向けるユピテル。

「それでは両選手を、試合会場の惑星へと転移します」

スタッフが2人の戦士を転移させる。

「ユピテル、頑張れよ!」

斉天大聖の声に軽く手を挙げて応え、ユピテルと影月はその場から消えた。