叫べ、叫べ、大きく叫べ!


8時03分。


いつもより遅く着いた私は、いつも通り自由な時間を過ごす。


こんな曇り空だけどその隙間から差し込んでいる白い光をみてお昼をどう過ごすかを考えた。


雨は降らなそうだから、屋上でお昼を食べよう。

それから、寝転がって。
高い空を見つめて、空気を思い切り吸い込んで思い切り吐いて。


天に手を伸ばしてお母さんの気分が変わらないように願いながら瞼をゆっくり閉じて、寝そうになったところで予鈴が鳴る……──。


よし、今日はこの流れで行こう。

心の中でガッツポーズをとる。


やっぱり母の気分が良いせいか、自分も伝染したみたい。

いつもより断然心が軽い。


今の私なら上手く笑えそう。


ふとそんなことを思ったとき、複数の足音と挨拶を交わす声が聞こえた。