叫べ、叫べ、大きく叫べ!


えっ、なんか自己完結された……?
気のせい?
でも『今のは無し!』って。


ぶわっと顔に熱が集中する。


あの文面を“本気”だと思ってしまったことに今になって恥ずかしくなった。
本当に自惚れてしまっていたのかと思うと身体のあちこちが痒くなって仕方ない。


……つまりは、そういうことだよね。
いつものお気楽な調子で言ったってことだよね?


うわあやだ。恥ずかしっ。あんなやつ如きになんてことを……!

やっぱ都波なんか嫌い。大嫌い!
あーもうほんと何してくれちゃってんの?
こんなにドキドキさせといて何が『ごめん今のは無し!』よ!


あーーっムカつく!



ぼふっと枕を顔に押し付ける。
そのままぎゅーっと押し付ければ苦しくなって酸素を欲しがる私はガバリと起き上がった。


肩を上下にさせてスマホをひと睨みして、再びベッドに身を沈める。


時計はちょうど21時をさしていて、寝るのにはまだ早いかと思いながらもたくさん笑って、たくさん歩いて、たくさんはしゃいだ身体はとっくに限界を迎えていて。


瞼を閉じれば睡魔はあっという間にやってきた。


ふと浮かぶ今日の思い出とみんなの笑顔。


また会いたいと真っ先に思えて、細く笑みをこぼした。


次に会えるのは夏祭り。
今年の夏は私の人生で一番楽しくなる。
そんな予感を抱いて、夢の中へと誘われていった。