「ところがね!」


「ただの一目惚れやなかったんやろ?続けてどーぞ」


卵焼きを摘みながら記憶は入学式から2週間後に




先「だからお前がやったんだろ!?」


「だから違うって」


あーこれで疾風に会いに行けないじゃん…


先「万引き、いつまでしらをきるんだ」


「だから、そんな事してないって。なんでそんなにうちを疑うわけ?」


先「教師に敬語も使わない。髪の色も明るい。お前みたいなやつがするんだよ」


うーわ

最悪


ここまで言う?

「あの、そいつやってないですよ」

へ?

先「荒川…お前が言うならなそうか分かった」


なんで?



「これ、ノート。」



ノート提出?じゃないよね


先「お、おう」


「ほら、いくぞ」


「あ、うん」


疾風は私の腕を掴んで早足であるきだす


先「荒川これなんだー!」


先生が開いたノートを見ると


「謝る事を知らない大人」



疾風…


「ありがとう、疾風」



「別に、お前がいるの慣れて居なかったからなんつーか、、なんでもない」


それって!

「なに!?好きってこと?」



「違う、ばかじゃないの?」


そういつものようにクールに言う