5、4、3、2、1


キーンコーンカーンコーン


おぉ!流石うち!ジャストタイム!


「起立。礼」


そうしてうちは4時間目終わりに教室を飛び出す


向かうのは…購買?違う違う


「はやてー!」


「うるさい、よく毎日懲りないね」


こっちを向いた黒髪でキリッとした目のイケメンこそうちの王子様

荒川疾風


「一緒にご飯食べよ!」


「何回目なの?やーだ」


また振られた…

まぁ諦めないのがうちのいいとこ


「ほんとにバカだな笑」


ん?なんか言った?

「てかまた髪の色変えたの?」

「可愛いでしょー」


そこはスルーですね、

「みーずき!一緒に食べようや」


「夏恋ー!また振られたぁ」


「おい、藍川さんにまで迷惑かけんなばか」

「むかつく…!」


「疾風ー飯食べないの?」


ッチ邪魔がはいった

「うるさい俊!」


「ご、ごめんなさい」


「じゃーな」


そう言ってる合間に疾風は行ってしまうぅ…


「俊!」


俊もバツが悪そうに逃げていった



「みずき?たべよっ!」