お茶を飲み干し、「南さん、明日もお仕事でしょうし、そろそろお帰りになられては?」と笑顔で送り出したのは、言うまでもない。
「んー、疲れた」
ずっと見積書を作っていたせいか肩はバキバキ。大きく身体を伸ばし少しでも疲れを取る。
事務所内の時計を見ると、そろそろ十七時半。終業時間を迎えようとしていた。
でもあと三枚今日中に見積書作っちゃいたいな。半端なままで明日に残すのも嫌だし。
首を大きく回し、再びパソコンと向き合った。
少しすると十七時半を過ぎ、ぞくぞくとみんな事務所内にやって来た。
「美弥ちゃん、お疲れ。お先に失礼するよ」
「お疲れ様でした」
次々に声を掛けられ、みんなタイムカードを押して帰宅していく。
いつも従業員のみんなに「お疲れ様でした」と声を掛けて、なるべく全員上がってから自分は上がることにしている。
家は目と鼻の先だし、お父さんも昔からみんなを上げてから、自分も上がることにしているから。
もちろん繁盛期の残業で遅くなるときは、申し訳ないけれど先に上がらせてもらっている。
その分、おにぎりを握って差し入れしたりしたいから。
「んー、疲れた」
ずっと見積書を作っていたせいか肩はバキバキ。大きく身体を伸ばし少しでも疲れを取る。
事務所内の時計を見ると、そろそろ十七時半。終業時間を迎えようとしていた。
でもあと三枚今日中に見積書作っちゃいたいな。半端なままで明日に残すのも嫌だし。
首を大きく回し、再びパソコンと向き合った。
少しすると十七時半を過ぎ、ぞくぞくとみんな事務所内にやって来た。
「美弥ちゃん、お疲れ。お先に失礼するよ」
「お疲れ様でした」
次々に声を掛けられ、みんなタイムカードを押して帰宅していく。
いつも従業員のみんなに「お疲れ様でした」と声を掛けて、なるべく全員上がってから自分は上がることにしている。
家は目と鼻の先だし、お父さんも昔からみんなを上げてから、自分も上がることにしているから。
もちろん繁盛期の残業で遅くなるときは、申し訳ないけれど先に上がらせてもらっている。
その分、おにぎりを握って差し入れしたりしたいから。



