そんな亜優に、私はなんでも話しちゃっていたし、よく相談や愚痴を聞いてもらっていた。
そうだ、亜優に連絡したら間違いなく南さんのことを話してしまいそうだったから、連絡することを躊躇していたんだ。
優しい亜優のことだ。私が悩んでいるって聞いたら、海斗に力になってあげてって言ってくれるに違いない。
気持ちは嬉しいけど、そうなると海斗に知られちゃって困るから、連絡を控えていた。
「スタンプひとつでもいいから、送ってやってよ。……亜優、美弥からの連絡待っているからさ」
「うん、わかったよ」
そう言うと海斗は安心したように笑った。
本当に海斗は亜優のことが大好きなんだなって気持ちが、伝わってくるよ。
そばにいると堪らなく羨ましくて仕方ないときがあるよ。
話をしている間にスーパーに辿り着いた。
「けっこう混んでいるな。まだ残っているか?」
「まずはたまごをゲットしないと」
カートにかごを乗せ、小走りでたまご売り場へ向かうと、数は減ってはいたものの、まだ残っていてホッと胸を撫で下ろした。
「よかった、二個買える」
ホクホク顔で二パックかごに入れた。
そうだ、亜優に連絡したら間違いなく南さんのことを話してしまいそうだったから、連絡することを躊躇していたんだ。
優しい亜優のことだ。私が悩んでいるって聞いたら、海斗に力になってあげてって言ってくれるに違いない。
気持ちは嬉しいけど、そうなると海斗に知られちゃって困るから、連絡を控えていた。
「スタンプひとつでもいいから、送ってやってよ。……亜優、美弥からの連絡待っているからさ」
「うん、わかったよ」
そう言うと海斗は安心したように笑った。
本当に海斗は亜優のことが大好きなんだなって気持ちが、伝わってくるよ。
そばにいると堪らなく羨ましくて仕方ないときがあるよ。
話をしている間にスーパーに辿り着いた。
「けっこう混んでいるな。まだ残っているか?」
「まずはたまごをゲットしないと」
カートにかごを乗せ、小走りでたまご売り場へ向かうと、数は減ってはいたものの、まだ残っていてホッと胸を撫で下ろした。
「よかった、二個買える」
ホクホク顔で二パックかごに入れた。



