私は、窓側の席に駆け寄る。


「影くん!ねえ、今日の放課後ってなにがあるの?」

影くんは読んでいた本から顔を上げた。


「知らない。太陽が言ってたの?」

「うん。影くんも知らないって、やっぱ嫌な予感しかしないんですけどー」

「覚悟しときなよ」

「言われなくても」


やっぱり、影くんと一緒にいる方がいい!!