太陽には悪いけど、太陽と話さなくなった分、

影くんとの距離が狭まってきている。

「では、テスト配るわよ」

私はシャーペンを握る。

ふと、さっきの影くんの言葉が浮かんだ。

_影くんには、何か力があるみたい。


私のシャーペンは、スラスラと進んだ。