振り向いた先には、


影くんが立っていた。


半年前よりも大人びた顔立ちで、
行きよりも大きな荷物を抱えて立っていた。


「影くん!」

「影!」



私は、影くんの方へ走り寄った。

「ただいま。太陽、ひまり」