影と太陽に挟まれて



「うわぁ、緊張するー」

午後一番の種目は、借り物競争。

私の出番だ。

「どうする?【彼氏】とかだったら」

隣のいた美奈が意地悪そうに言ってくる。

「いや、絶対それはないってー」


第一、お母さん達はまだ私と太陽が付き合ってること知らないし。

まだ、ただの幼馴染だと思ってるみたい。

それでいいんだけど。