「では、ごゆっくり」

のんきに、お母さんは出て行った。

はあ。

私はため息をついた。

「そんなに嫌か?俺のかてきょ」

「嫌」

「お前なあ」

仕方ない。
こんな幼馴染を持った宿命だと思おう。

「とことん数学ワークp32~40」