今日から華の高校生!!
そう思いながら
私はワクワクしながら教室のドアを開けた
案外、中学の子たちは教室にたくさんいた。
回りも静かに座っていたから
私も黙って席についた。
ガラガラ_____
1人のいかにも熱血って感じの先生が入ってきた。
この先生が担任なのかな??
「これからこのクラスを担当する
米崎光一だ!自己紹介から始めるぞー」
いきなり入ってきて、大声で話し始めた先生。
この人が1年間担任なんだ〜
やっぱりなーと思い両手で頬杖をつきながら
先生の顔を見ていた。
先生の声と同時にか
ひとりひとりが自己紹介をはじめた。
ひとりひとりが普通の自己紹介だった。
順番はまわりに回り私の番になった。
「はじめまして!水瀬由美といいます。
出身中学は公明中です。
よろしくお願いします!」
なんだろう。すごく見られてる気がするけど
気のせいだよね??
なにか変なことをしてしまったのかもしれないと焦ったが
少し声が震えただけで
普通にできたことに私は安堵し
小さくため息を吐いた。
何人か自己紹介をその後も続け
ボーッとしていたら自己紹介もいつのまにか
終わっていた。