時を越えての人助け

「私の親は、
事故で死んだの。
まだ、三つにもなってなかったら、
お母さんの温もりも、
お父さんの手の大きさも、
まったく覚えてない。
だけど、
今は利子と香がいるから、
まったく寂しくないよ」
そう答えると、
そっと香が、
優の顔を隠すように抱きしめた。