「やっぱり、 優のこと好きなんだね」 利子が、 香にお茶を渡す。 「お前、なんでそんなにするどいんだ?」 「いや、 昨日聞いてたから」 香は、 自分の顔が赤いことを隠すように、 熱いお茶を、 気にせず飲み干した。