「その前に私と岡嶋先生とで行かせて頂けませんか?
男性が二人で行くよりもまずは女性の私が一緒に行った方が、
万が一また通報されても警察官に与える印象も少しは違うと思うんですよ、
それでダメなら教頭先生が行けば良いじゃないですか」
武田の意見に小松崎が応える。
「そうですね…
いずれ私も行く事になるが、
武田先生は去年彼の担任でしたし、
女性であると言う事を考慮してもその方が良いかもしれないですね、
お願いできますか?」
小松崎が確認すると、
武田がそれに応える。
「はい、もちろんです!
ところでいつ頃行きます?」
その声に岡嶋が応える。



