その道すがら、 何故岡嶋がこの様な事になったのか考えながら車を走らせていた小松崎だが、 そんな時ある事を思い出し独り言の様にぶつぶつと呟いていた。 『まったく岡嶋先生程のベテランが何をやってるんだか、 まさか警察沙汰を起こすなんて… そう言えば今日坂田君の家に家庭訪問に行くって言っていたな… 確か三丁目なら家も近いしそれと関係あるのかな?』 そうこうするうちに交番へと辿り着いた。