明日、今日よりも好きになれる。


「うわっ、てか顔まっしろ!!」
希が、びっくりした声でいう。

「え、そうかな、?」
確かに凄くだるくて、ふわふわする。
貧血かもな。

「はい。保健室いこ?」
空が私の腕を掴んで立ち上がらせてくれた。

「きつかったら、掴まっていいからね。」

私はその言葉に甘えて、空と希の肩にもたれか
かって歩き出した。