ずっと、悪口を叩く裏で、あなただけを想ってた。
気にして欲しかった、意識してほしかった、もっともっと仲良くなりたかった。
ケンカする相手は、何でも言い合える相手は、私だけでありたかった。
「……」
私ね、前から思ってたことがある。
それは、ずっと一緒にいられるのであれば、恋人になんかなれなくたっていいってこと。
今と変わらず楽しく過ごせるのであれば
話することができるのであれば
恋人になれなくても構わないって、そう思ってた。
「……っ、」
だけど、この先。
誰かがあなたと幸せになる未来を想像してしまったら、哀しくなってしまったの。
あなたがいなくなってしまったら、私自身の将来が、私が誰かと結婚する将来が、何も想像出来なくて。
気がつけば、将来からの隣にいるのは私でありたいと、願ってしまっていたの。
私は、友達以上を、望んでしまったの。
「またいつもみたいに、バカだなって言ってよ……っ」
だから、ね。
お願い。

