誰よりも遠い貴方…






私達が逢うのは
昼間が多かった。



ハルは仕事で忙しい人だけど
その合間をぬって
私の家に寄ってくれた。




私はいつも深夜に帰宅なので
昼間は寝ている時が多く
ハルには合鍵を渡していた。

私が2階で寝ていても
勝手に入って来られるように。





そして、いつも仕事の合間に来ては
勝手に上がって
2階に上がり
全裸になったハルは
私を全裸にさせ
優しく愛撫し
優しく包みこみ
1つに繋がる。




その行為が終わると
他愛もない会話は早々に
ハルは仕事に戻って行く。





毎日、それの繰り返しだった。