誰よりも遠い貴方…





シオ「はい。」



私はなんだか照れくさかった。
エマの前で
私が男の人にこれまで忠実な姿を
見せた事がなかったから…




私はエマに近寄り
会話をハルサンやマサトに聞かれないように

シオ「エマごめんね…」


エマ「覚悟は出来てんだね?」


シオ「うん。」


エマ「辛い時は聞くから。
じゃ~今日は存分に甘えな♪」


シオ「うん♪また明日ね♪」






店の外までエマとマサトに見送られて
私とハルサンは車までの道を歩き出した。