誰よりも遠い貴方…






マサト「いらっしゃ~い。
こっち、こっち。」


ハル「マサト悪いな~(苦笑)」


ハルサンが私を見つけ
私の隣の席に腰掛ける。


マサト「なんか飲んできます?」


ハル「飲みたいけど車だからなぁ~
ジュースで♪
オレンジ♪」


マサト「了解!!」


ハルサンが私の方に体を向ける。


ハル「大丈夫?」


シオ「…うん。」


私の返事と同時に私の頭に手を置き
グシャグシャと私の髪を撫でながら

ハル「良かった。」


と笑うハルサン。



マサト「どうぞ~」


とハルサンの前にストロー付きのオレンジジュースを置いた。



ハルサンはストローを使わず一気にそれを飲み干すと
次はエマに


ハル「エマチャン?ごめんね。
こいつ帰るけどいい?」


エマ「はい。
お願いします♪」


カウンターに1万を置くと
ハルサンは立ち上がった。


ハル「行こうか?」