誰よりも遠い貴方…





ーそっか…
私はハルサンが好きなんだ。
ずっとちゃんとした恋なんてしていなかったから
忘れてた。
今までは告られて
なんとなくで適当に付き合ってて
それが恋だと思ってた。
こんなに誰かに心を左右されることなんてなかった。

これが本当の恋なんだ…。






シオ「シオ…ハルサンと居たい!!」


エマ「そっか…
好きなんだね。
とりあえず店の中で待ってよ。
ハルサンって人とマサト知り合いみたいだし。」


シオ「うん…」







また店内に入り
マサトにホットウーロン茶を入れてもらった。





マサト「シオがハルサンの知り合いとはな~」


シオ「うん…」


マサト「ハルサンから電話なんてビックリしたよ。
でも、それ以上に
ハルサンが電話越しにテン張ってんの分かって~
いつも冷静な人なのにビックリした。」


シオ「…そうなんだ。」




30分後ー


店の扉が開いた。