そして、眠る時も私達はお互いの手を強く優しく握ってた。





繋がっていたいから…
















ーそれから2時間も寝ない内に彼は帰る準備をしていた。






シオ「また逢える?」


ハル「逢えるよ。」


シオ「ここに来てくれる?」


ハル「どうかな?飲みに行くよ。」


シオ「もうここでシオに逢いたくないの?」


ハル「俺はシオと一緒に居たいよ。」


シオ「シオもハルサンと居たい。」


ハル「…居ない方がいいよ。」


シオ「…どうして?(泣)
シオの事嫌い?」


ハル「そうじゃない!!
きっとシオが俺を好きになるずっと前から俺はシオの事が…」


シオ「…それなら!!」


黙ったまま着替え終わり
昨晩の様にベットの横で私の手を
両手で優しく包み握るハル。



ハル「あのね…。」


シオ「ん?」