え?これ恋なの?

え?ほんとに言ってる?





「私...」

「どしたの、愛桜ちゃん」





口元に手を当てて呟くと

璃咲が私の顔を覗き込んできた






「私...奏翔のこと....















好き、なんだ....」






言葉にすると急にそれは現実味を帯びた

顔が熱をもつのが分かる

初めての感覚

だけど、すとん、と何かがハマるような

例えば、パズルの最後のピースがハマるような

そんな不思議な気持ちになった