そして、昼休み――――――


学年が違う立騎と寝ていた瞬矢に話すとなんか叩かれた




「いたい!璃咲!何すんの!」

「なにすんの、ってこっちのセリフだよ!?え?」

「あー、すいません....」




一応謝っておく

後が怖いからね!!





「....ん、立騎?」





今日は立騎がぼーっとしている

なんだろうな、と覗き込むと腕を掴まれた





「みぃちゃん、ちょっと来てっ」

「あ、行ってくるね」





みんなに告げて立騎を追い掛ける

屋上は誰もいなかった


そして、やっと気付いた

立騎がいつもと違う





「みぃちゃん、みぃちゃんって藍月組の娘なんだねっ?」

「...えっ」




一瞬固まった

どうして、知ってるの




「藍月の家から出てくるのを見たんだー」

「そっ、か。」

「だからさ、死んで」

「え?」





立騎は小柄な見た目からは考えられない力で私を押す

女子が男子の力に勝てる訳もなく、飛ばされる私だけど...

フェンスを蹴って宙返りした