「お前今恐ろしいこと考えてるだろ...」

「いや、全然?」




即答した私に奏翔はしらーっとした視線を投げて来た

何、その目


まあ、気にしないでおこう




「奏翔、どこ行く?」

「愛桜の行きたいとこでいい」




甘い、甘過ぎる...!!

何これなんでこんなに私が恥ずかしくならなきゃいけないの...!

てか、顔熱いし....っ!




「ア、アイス食べたい...!」

「そろそろ秋だけど?」

「いいでしょ!?」

「全然、いいけど?」




ほんとなんなの!!

なにその余裕

どこにそんなのあるのよ!?



あー、もうなんかずるい!

すっごくずるい!!