翌日--


現在10:01


待ち合わせ時刻より1分経っている

璃咲は相変わらず遅刻






「みおちゃーん!」

「っえ」





視界に入った人たちを見て思わず声が出る


だって、奏翔と優がいたから





「おはよう。」

「おはよー、愛桜ちゃん!」

「おはよう。」

「....」



「璃咲、暑い。おはよう、優。奏翔、せめて挨拶して。」




飛び付いてきた璃咲に、挨拶を返した優に、

無言で頭を撫でる奏翔に言い放った


璃咲はちぇーって顔して離れて、優は苦笑

奏翔は撫で続けたまま、はよ、と返した





朝から疲れた