キミを想って、また涙する。



「では、近くの人と自己紹介をする時間をとります。5分程度で」

キリッとした顔立ちで、いかにも厳しそうな担任がそう言う。

「私、椎名 莉子。あなたは?」

前の席に座っている女の子が振り返る。

綺麗な分け目のツインテール。
くりくりっとした瞳が可愛い、女子そのものって感じの子だ。

「私は、渡瀬、香代、です」

「何、敬語ー?よろしく、香代ちゃん」

「あ、あの、その、…莉子ちゃん」