お姫様「○○きいて…」
執事「せんえつながら姫様…」
執事「私から言わせて欲しいのです」
初めて執事がお姫様の言葉を
さえぎって意見を放つ
お姫様はねなんだろうと
思いながらも聞いていたの
執事「わたくしは長年、姫様の
お側で誰よりも近くで貴女を
見ていました」
姫様「……」
執事「そしていつしか執事として
持ってはいけない感情を
持ってしまったのです」
姫様「……え?」
執事「わたくしは…貴女が好きです
とてつもなく愛おしい」
執事「報われるなんて
思ってはおりません」
執事「ただ貴女に想いを
伝えてしまったこと
お許しください」
執事はぼろぼろ大粒の涙を
流しながらお姫様に謝った
それでもお姫さまは……
姫様「わたしも…同じことを
言おうと思っていたわ…」
腐ってしまった手に手袋を
何重にもして執事の大きすぎる
涙を必死に拭っていた
姫様「こんなわたしでも
ちゃんと愛してくれる?」
執事は泣きすぎて
赤くなってしまった
目元を押さえながら
執事「もちろんでございます
嬉しそうに笑った
しかしその幸せな時は
長くは続かなかった……
お姫様はとうとう
身体が持たなくなって
その命が尽きそうになっていたの
姫様「愛してるわ…○○」
執事「わたくしも愛しております」
姫様「しって……る」
そしてお姫様はね
その愛する執事の腕の中で
人生を終えたの……
執事「せんえつながら姫様…」
執事「私から言わせて欲しいのです」
初めて執事がお姫様の言葉を
さえぎって意見を放つ
お姫様はねなんだろうと
思いながらも聞いていたの
執事「わたくしは長年、姫様の
お側で誰よりも近くで貴女を
見ていました」
姫様「……」
執事「そしていつしか執事として
持ってはいけない感情を
持ってしまったのです」
姫様「……え?」
執事「わたくしは…貴女が好きです
とてつもなく愛おしい」
執事「報われるなんて
思ってはおりません」
執事「ただ貴女に想いを
伝えてしまったこと
お許しください」
執事はぼろぼろ大粒の涙を
流しながらお姫様に謝った
それでもお姫さまは……
姫様「わたしも…同じことを
言おうと思っていたわ…」
腐ってしまった手に手袋を
何重にもして執事の大きすぎる
涙を必死に拭っていた
姫様「こんなわたしでも
ちゃんと愛してくれる?」
執事は泣きすぎて
赤くなってしまった
目元を押さえながら
執事「もちろんでございます
嬉しそうに笑った
しかしその幸せな時は
長くは続かなかった……
お姫様はとうとう
身体が持たなくなって
その命が尽きそうになっていたの
姫様「愛してるわ…○○」
執事「わたくしも愛しております」
姫様「しって……る」
そしてお姫様はね
その愛する執事の腕の中で
人生を終えたの……
