「こんばんは、美春ちゃんに勉強教えてる斉藤です。
今日は、僕が通ってる大学祭に行ってきたんですが、聞いてませんか?」
「そうですか。
美春は俺が送りますので。
今日はありがとうございました」
「美春ちゃんを、あんまり困らせないでくださいね。
今日のことを彼氏に話せなくて、悩んでいたようですから。
それに、あなたの存在が美春ちゃんのプラスになってるとは思えないんですよね。
じゃあ、美春ちゃん、またね」
「ありがとうございました、おやすみなさい」
斉藤さんが駅へ向かって行くと、竣くんと私の間には微妙な距離と沈黙が残った。
どうしよう。
でもまずは、正直に話さないと。
「竣くん、ごめんね。
何度も話そうとしたんだけど・・・」
「なに、その服?
そんなにオシャレするほど、大学生と遊ぶのが楽しみだったわけ?」
竣くんにさえぎられて、何も言えなくなってしまった。
今日は、僕が通ってる大学祭に行ってきたんですが、聞いてませんか?」
「そうですか。
美春は俺が送りますので。
今日はありがとうございました」
「美春ちゃんを、あんまり困らせないでくださいね。
今日のことを彼氏に話せなくて、悩んでいたようですから。
それに、あなたの存在が美春ちゃんのプラスになってるとは思えないんですよね。
じゃあ、美春ちゃん、またね」
「ありがとうございました、おやすみなさい」
斉藤さんが駅へ向かって行くと、竣くんと私の間には微妙な距離と沈黙が残った。
どうしよう。
でもまずは、正直に話さないと。
「竣くん、ごめんね。
何度も話そうとしたんだけど・・・」
「なに、その服?
そんなにオシャレするほど、大学生と遊ぶのが楽しみだったわけ?」
竣くんにさえぎられて、何も言えなくなってしまった。


