「店主さん、何から何までやって貰っちゃって、ありがとうございます」 「良いのよ。風邪引かないか心配で……。勝手に引き入れてしまったけれども大丈夫だったかしら?」 「もちろんです‼雨宿りする場所に困ってたので、本当に助かりました」 ペコーっと座ったまま深々とお辞儀する。 そこから店主さんと話が弾み談笑していると、 何かを思い出したのか「ちょっと待ってて」と言って、店主さんは厨房に入って行った。 一人になって暇になった私は、視線を彷徨わせてから何となく外を見た。