夕立に会いましょう


声に出して、ぼっと顔が熱くなる。

深呼吸を一度して、熱くなった顔を冷ます。


「どうしよう……」


手を当てた頬はまだ熱くて、心臓はバクバクしている。



──歩くんに告白された。


そう意識すると、ドクンと心臓が高鳴った。
でも、そんな胸の高鳴りが不思議と嫌じゃなくて。

一目惚れだって気付いたあの日よりも、ずっとずっと落ち着かない。