夕立に会いましょう



「……ど、どうも」



初対面の社交辞令みたいなものだけど。

カッコイイは言われても、可愛いは無かったわけで。

言われ慣れてないわけで。


………顔、あっつい!


赤くなっているだろう顔を冷まそうと、
残ったレモンスカッシュを一気に飲み干した。


炭酸がしゅわりと喉を刺激して、熱を攫っていく。



「羽島くんも、雨に降られたんだっけ」


「はい。まぁ、俺は元々この店で涼んでたんですよ」


そうしたら、雨が降ってきてしまって。
と、羽島くんは肩を竦めた。