側にいるだけでこっちまで氷漬けになりそうな程、巨大な魔磁伽琉の層を前に、俺の魔磁伽璃がぴりぴりと痺れる。 氷には火と相場は決まっている。 地下室の鍵を見た時から俺の内側で練られてきた魔磁伽璃の出番が近づく。