そんなこんなで、理事長室に着いた私。

コンコン

結愛「失礼しまーす!
   失礼しました!」

あーあ、間違えちゃったかも?

だってあいつがいたんだもん。
あいつがいるわけないし。

でも、ここ理事長室だし。

もっかい入ってみよう!

ガチャ。

理事長「開けて閉めるなんて、ひどいグスン」

結愛「何でここに、亮がいんの?」

理事長「え、だって俺、ここの理事長だもん!」

結愛「えーーーーーー!
   マジかよ!」
亮は、舞蝶の元総長なの。

そっかぁ、亮が理事長かぁ。
あ、そしたらあれをお願いしちゃお!

結愛「ねぇねぇ、あのさお願いがあるんだけど。」

亮「何ぃ?」

結愛「舞桜たち読んでくんない?」

亮「いいけど、何で?」

結愛「ビックリさせようと思って‼」

亮「いいよ!」

亮「今から言うやつは、今すぐこい!
  白水冬馬!
  橋本夏向!
  荒川舞桜!」

ドタバタ、ドタバタ!

バン!

冬馬「なんすか、亮さん!急に呼び出して‼」

夏向「超ビックリしたんすけど!」

舞桜「急に呼び出すのはやめてください!」

うっせなぁ。

亮「いやぁ、ごめんごめん!
  呼んだのはね、そこで、うるさそうにしているやつに   頼まれて呼んだんだよ!」

バッ

全員がこっちを向いた!

結愛「よう!」

「「「結愛!何でここにいんの?」」」

結愛「ここに転校してきたからに決まってんだろ!」

「「「マジかよ!」」」

結愛「あぁ、マジだ!」

舞桜「キャー、結愛!
   でもさ、やばくない?ここに美蝶がいたら。」

夏向「あぁ、確かに!」

結愛「あぁ、それなら心配するな。
   隠し通すからな!」

「「「(((大丈夫か?)))」」」

亮「まあいいさ。結愛お前は2-Sだ。」

結愛「はーい!皆のクラスは?」

舞桜「私たち皆おんなじクラスよ!」

っしゃぁ!
遊べるぜ!

亮「今担任呼ぶから、待ってろ。
  今村!今すぐこい!」

ドタバタ、ドタバタ
バン!

今村「その呼び方やめてください!
   あっ、結愛じゃん!久しぶり!
   もしかして、転校生ってお前?」

結愛「そうよ!」

今村「よろしく!
   じゃあ今からクラスにいくぞ!
   ホームルーム始まってるからな!」

結愛「おけ????」