───────中学校に入学して2ヶ月。
私には、何でも話せる親友ができた。
その子名前が、優希乃。
優希乃とは同じ吹奏楽部に入ってからの仲。
私のクラスは1組。優希乃は2組と、違ったけど、毎日一緒にいるようになった。
人見知りな私に笑顔で話しかけてくれたのがきっかけだったかな。
優希乃は明るくて友好関係が広いから、優希乃のおかげで私にもたくさんの友達ができるようになった。
…ある人と仲良くなれたのも優希乃のおかげ。
私は小さい頃から本を読むのが大好き。
少しでもいいなと思ったものは絶対に読むまで諦めたくなかったくらい。
そんなある日、優希乃が
「ももちゃん、絶対にももちゃんと仲良くなれる人が2組にいるんだけど…」
「…誰?」
ぜ、絶対?すごい自信だね!とか思いながら私はそれとなーく聞いていた。
「男子なんだよね…」
「…む、むり。」
「知ってます…笑」
男子とは別に仲良くなれなくてもいいし。
てか、絶対やだ。だって…
「ももちゃん、男嫌いだしねぇー」