『ねぇ、あの子が勝村くんを抱き枕にしたって子?』
『そう。勝村くんが気持ち良く寝てた所にあの子がベットの中に潜り込んだんだって』
『勝村くんが起きないようにあらかじめ勝村くんの飲み物に睡眠薬入れてたんでしょ?』
『そうなの?私は勝村くんが起きないように金縛りにあわせたって聞いたけど?』
『そうだったの?私は…』
違ーーーーーう!!!!
「……3分…だけね」
「3分?俺はその3倍以上の時間を抱き枕にされたが?」
「証拠は?」
「ない」
「なら、3分ね。決まり!!!」
「勝手に決めるな」
「自分だって勝手でしょう?勝手にこのベットを自分のだって決めて、自分のベットだからって私が寝てるって分かってて勝手に隣に寝て、私があなたに気づかなくて抱…きしめてたのも私があなたを好きだからって勝手にっ………」
「…うるさい。俺は元々こうなんだよ。だから、俺がいつまでお前を抱き枕にしようとお前に何しようと俺が勝手に決める」
ー終わりー