1週間後……。 昼食時間になり、学校近くのコンビニで、昆布のおにぎり2個を買いに行こうと、学校の正門をくぐると…。 「こんにちは!!!」 素與さんがいつものキラキラ笑顔で立っていた。 …どうして……ここに……素與さんが……。 「学校まで来て……困らせましたかね?」 「いえ! 困らせたのは……私……なんですよね?」