昨日も居た。私が恋してるあなたと同じキラキラ笑顔を持つ明るい女性店員さんだ。
何か2人で話しているみたい。
何を話して……。
「あの暗い女子高生、昨日来てたね。今日になればパンをもらえるのに来るなんて、素與くんに会いたかったんだね。もしかして、恋しちゃったとか? ただパンの感想をもらいたくてパンをあげてるだけなのに、恋心なんかもたれたら困るよね?」
「困ります」
私はその言葉を聞くとすぐ、今歩いて来た道を走って戻って行った。
その日から私はライオンに行かず、私が恋してるあなた……素與さんと会わなくなった。
何か2人で話しているみたい。
何を話して……。
「あの暗い女子高生、昨日来てたね。今日になればパンをもらえるのに来るなんて、素與くんに会いたかったんだね。もしかして、恋しちゃったとか? ただパンの感想をもらいたくてパンをあげてるだけなのに、恋心なんかもたれたら困るよね?」
「困ります」
私はその言葉を聞くとすぐ、今歩いて来た道を走って戻って行った。
その日から私はライオンに行かず、私が恋してるあなた……素與さんと会わなくなった。



