「ごじゅう……えん?」
私の左手の上には50円玉がのっていた。
「僕、それだけしかお金持ってないんだ」
そう…なんだ…って。
「お金は…」
男の子は私が持っていたパン入りのビニール袋を手にすると。
「ありがとう! お姉さん!!」
満面の笑顔で駅の方向へ走って行った。
喜んで……くれた……。
左手にある50円玉。
そうだった!!!
「お金!!!」
男の子の姿を必死で探すがどこにも居ない。
お金なんて要らないのに……。
私の左手の上には50円玉がのっていた。
「僕、それだけしかお金持ってないんだ」
そう…なんだ…って。
「お金は…」
男の子は私が持っていたパン入りのビニール袋を手にすると。
「ありがとう! お姉さん!!」
満面の笑顔で駅の方向へ走って行った。
喜んで……くれた……。
左手にある50円玉。
そうだった!!!
「お金!!!」
男の子の姿を必死で探すがどこにも居ない。
お金なんて要らないのに……。



