「大丈夫です…」

「遠慮しなくて良い」

「100点を取りました!」

テストは確かに難しかったけど、私は満点を取っている。

球伴先生、知ってますよね?

「そうだね……」

でも…。

「でも間違えそうになった問題はあっただろう?
マンツーマンでやってあげるよ」

思い違いじゃなかった。

球伴先生は私と二人きりになろうとする。