そして、とーくんのお母さんはテレビを着けると 「ゆっくりしていってね」 暖かい微笑みを残して歩いていってしまった。 とーくんのお母さんが着けたテレビに目をやると、そこにはとーくんがいた。 こんなの撮ってたんだ…。 『お父さん、お母さん』 とーくんの、声…。 『それから…、菫』 低くて優しい…とーくんの、声…。