「舞!!いつまでこんな事してんのよ!」




ユキが勢いよく、私の布団を引きはがす。



「なッ!!!」



同時に、締め切った部屋のカーテンがフミによって開けられる。




二人の怒りに満ちた視線が今の私には痛い…




「どうして!ほっといてよ!」




訳もなく目頭が熱くなり、どうしようもない怒りが込み上げてきた。